中二病はいいことなのか、悪いことなのか
ここ最近、アニメにはまっている。
なぜかって?
アニメからしか学べないことが本当に多い。
アニメの一番の魅力は出てくる登場キャラだよね。
あそこまで振り切ったキャラはドラマや映画で見ることができない。
また、話の内容も世間で言われるくさいという内容のものが多い。
そして、なによりもドラマや映画と違って登場人物が演技ではなくその作品の中に生きていることが素晴らしい。
今は中二病でも恋がしたい、とらドラを見てるがこの二つの共通内容としてはどちらも登場人物に中二病のような独特のキャラが出てくることである。
面白いのは主人公の二人共、一時期いい子になるシーンがある。その時に二人共恐ろしい程魅力がなくなるのだ。確かに、社会で働いていくにはいい子の方がいいのは間違いない。しかし、人間としての魅力は本当になくなることを学んだ。
PSFで感じていた違和感はここだと思う。やたらいい子が多くて「人」の魅力を全く感じることがなかった。
お前らホントにそれでいいのか?
もっと素直になれよ?
もっとお互いにぶつかってお互いの愚痴言い合えよ?
もっと汚い言葉使えよ?
もっとお前らしく自分の素を出せよ?
どんなに馬鹿でも、どんなにアホでも、自分の世界観をなくしてはいけないし、中二病でい続けなければならない。
中二病でも恋がしたいで心に残っているシーンが二つある。
1つめが
「つまらない現実に生きるのか、それとも俺と一緒にリアルを変えたいと思うか。」
中二病が見る世界は普通の人が見る世界と違っている。自分だけの世界で、それは非常に美しく、そして非常に楽しい。それをあるシーンで描いている。
ある夜、主人公とヒロインで陸から海の光を見るシーンがある。
「あれは不可死境界線だ。美しい。あそこにお前の思いをぶちまけるんだ」
「あれは街灯や車、船の光。別に美しくもなんともない」
同じものを見るにしても人が違うだけで全く違うものになる。
この世を現実として全て捉えてもこの世はつまらないものでしかない。しかし、そこに自分の世界を入れ、ロマンチック、つまり中二病になることでこの世の見方は大きく変わる。この世界は美しいものばかりになり、毎日が楽しくなる。
大人になるということがこの世の全てを現実として受け入れ、「いい子」になるということなら、俺は二度と大人にならなくて良い。常に子供でいよう。常に中学生でいよう。
自分の世界を創り、常に中二病で、この世を美しくして、毎日楽しく生きよう。
俺のミッションは「自分が思う美しい生き方をする」
そのためには常に中二病で有り続けるというのを戦略に取り込もう。