syouinsakamoto’s diary

世の中に対して自分が感じた事、変だと思った事をメモ程度に書いていきます。

進撃の巨人を見て思うこと

最近進撃の巨人ばかり見ている

 

原作は月間マガジンを毎月買ってワクワクしながら読んで、今はアニメのファイナルシーズンが週に一度更新されたら最低3回は見て、見終わったらYoutubeで海外の人の進撃の巨人への反応を見ながら楽しむような生活を送っている

 

 

進撃の巨人の一番面白いところは主人公目線だけではなく、敵目線からの記述があるところ

これにより、最初悪者に見えてた人物が、その悪者目線に立つとその人物の見え方が全く変わるのがめちゃくそ面白い

 

これってホントに普段の生活にもすごく当てはまると思う

 

例えば会社員時代、自分は上司のことが大嫌いだった

その上司はいつもイライラしていて、言葉使いもめっちゃ悪く、その当時はその上司がいるから会社に行きたくなかった

色々とぐちぐち言われたらこの野郎と言い返していたので、喧嘩っぽくなることはしょっちゅうあった

 

会社を辞めた原因は個人事業主として挑戦したかったのもあるけれど、その上司の下でそれ以上働きたくなかったというのも一つの理由である

 

ただ、これは全部俺目線で見た話である

 

もし、何かの道具で上司側の目線で見れる機械が存在したら、その当時の自分の上司の見方は全く変わっていたと思う

 

今思い出して上司目線に立つと上司はとにかく大変そうだった

 

ずっとエンジニアとしてプレイヤーとしてやってきたのに、急にマネージャーになり、日々社長から無理難題を押し付けられる毎日

 

上司は社長に言い返せない人なので、言われたことは全て飲み込んで、慣れないマネージャーをやりながら部署にエンジニアが自分と上司しかいないので、プレイヤーとしてもやらなければいけない毎日

 

納期はいつもギリギリで、毎日終電は当たり前の生活

 

家に帰れば家族がいて、赤ちゃんが生まれたばかりで、夜は夜泣きが激しく寝れなかったと言う

 

そして納期に間に合わなかったりして社長にひたすら詰められる

 

今思い返すとそりゃあそんな生活してたら毎日イライラしちゃうなあと思うね

 

そして、上司は不器用なりに自分と仲良くしようともしていた

口は悪く、あたりもきつかったけど、毎日話しかけてきたり向こうからコミュニケーションをとってくれることが多かった

 

もし今自分がタイムスリップで過去に戻れるなら、その上司とたくさん話すと思う

上司がどんなことが大変で何に苦しんでいるのか

どうして自分へ汚い言葉を使ったり、あたりがキツイのか

上司の直してほしいところ、改善してほしいところ

自分の直してほしいところ、改善してほしいところはあるか

 

話すからこそお互いの考えていることが分かる

話さないと自分の中のイメージがどんどん強くなっていってしまい、自分の都合のいいようにその人は書き換えられてしまう

 

そんな感じで最近は少し主観的感情から客観的に相手を見れるようになってきた

 

自分目線でその人を見るのと、相手目線でその人を見るのでは相手の印象は本当に大きく変わる

 

そんなきっかけをくれた進撃の巨人には本当に感謝

 

そして、進撃の巨人の影響で歴史を少しかじりだしている

それについてはまた今度書いていこう