正のサイクルを作ろう
最近経営者の方と飲んでいて、心に残った言葉がある
「逸見くん、仕事は好きになれたら誰でも成果が出るようになるよ
だから、仕事を好きになる努力をしなければいけないよ」
この言葉がすごく印象に残っている
この経営者の方は不動産の仕事をしているのだが、昔は不動産の仕事が大嫌いだったらしい
だから昔はいやいや仕事をしていたとのこと
ただ、ある時、上層部からバカにされたことがあり、それが悔しくて死ぬほど勉強をした時があったと
そして、いつの間にか上層部を馬鹿にできるくらいの知識がついた
そしたら知識がものすごくついたので、出来ることもその分増えていき、仕事がどんどん楽しくなっていき、成果も一気に上がっていったと
好きになると無意識にどんどんやるようになるから、それは嫌いな人と比べたら圧倒的に強い
ただ、その好きになるというのが難しいのだと思う
実際、「仕事は好きですか?」という質問に「はい」と言える人は少ないと思う
だからこそ、その経営者の方は「好きになる努力をしなければいけない」という言葉を言ったのだろう
自分は仕事が好きな人って天職みたいなものに当たったのだなあと思っていた
最初からそれが好きで、それを仕事にしたみたいな
例えで言うと、ギターが好きでそれでバンドを組んでそれでお金がもらえるようになったみたいな
だからこそ「好きになる努力をしなければいけない」という言葉は少し衝撃だった
自分が好きなものってどうや好きになったっけ?
そこで、自分が好きなものってどうやって好きになったのかと思い返してみた
例えば高校時代だとモーニング娘。
最初は友人から進められても全く興味がなかったけど、メンバーを知って歴史を知ってその人たちのライブを見て曲を聞くようになったらどんどん好きになっていった
社会人だと松本山雅
高校時代はユースに通っていたけど全く興味がなかった
でも、社会人になって人から進められて、メンバーを知って、誰がどういうプレイをするのか知って、山雅のサポーターがどういうものか知って、山雅のサッカーがどういうものであるかを知っていくうちにどんどん好きになっていった
この二つの共通点として、好きになる入り口として知ることが挙げられる
そして、知れば知るほど好きになっていくという共通点がある
そして、知る努力をしなくなると好きじゃなくなる
例えばモーニング娘。は今はもう好きじゃない
それは多分情報を集めることを辞めたからだと思う
あの高校時代のように、大学時代も社会人時代も情報を集め続けていたら今も好きだったと思う
好きを続けるには没頭し続けることが大事
没頭し続けるには知る努力、情報を集め続けることが大事
逆に、好きじゃないものってあまり知らないものが多い
AKBとかはいい例かもしれない
メンバーがどんな人がいるか位は知っているが、メンバーの性格や歴史などはほとんど知らない
AKBも歴史やメンバーのそれぞれの性格や曲を聞いていけば好きになるかもしれない
なので、一回話を戻すと、仕事を好きになるにはまずその仕事のことをいっぱい知らなければいけない
その仕事の歴史から、雑学、専門知識などなど
まずは知ることを始めよう
そして、知っていけば知っていくほどどんどんハマってくると思う
ハマってきたらもうこちらのもので、ハマれば意識しなくても無意識にそれをするようになる
そしてさらに知識がつくようになって、それが仕事に反映される
だから仕事を好きになれば成果が出る
自分はプログラミングが一番メインの仕事なので、まずはプログラミングについて色々知ろう
知って好きになってハマって没頭して仕事の成果に出る
この正のサイクルを回していこう