答えを自分の外に求めるか、中に求めるか
自分にとっての本当の正解とはなんだろうか。
人は何かの行動をとるときに必ず決断をする。
その時、その決断を自分の中に求めるか、自分の外に求めるかの二つの選択肢が存在する。
例えばゴルフを始めるかどうかで悩んでいる人がいるとしよう。
自分と徹底的に向き合ってゴルフを始めることを決断した人と、やっている人から勧められたからやる人では、充実度が大きく変わる。
もちろん、人のアドバイスが意味がないと言っているわけではない。
それが自分に合うかどうかをしっかり考えなければならないということだ。
決断は結局最後は自分に返ってくる。
自分に合った決断をすれば苦しむことは少ないし、逆に合わないものを決断すると苦しむことが多くなるだろう。
結局は自己責任である。
だからこそ、何かを決断する時は自分を見つめなければならない。
自分を見つめて、自分と対話するからこそ、自分に合った決断ができる。
これをしないで、人からの話をそのまま決断にしてしまうと苦しむのは当然のことである。
この当然のことが案外難しいからこれができない人が案外多いように思える。
例えば就職。
世間の大企業に就職すれば安泰というものを信じて大企業に就職する人は多いが、果たしてそれは本当に自分を見つめて出した結論なのだろうか。
もし違うならそれはその人にとって本当にいい選択とは言えないだろう。
確かに自分を見つめることは苦しいし、めんどくさい。
しかし、そこから目を背けていては本当の幸せは手に入らない。
答えは自分の外にではなく、自分の中にあるのだ。
自分を見つめることを怠らないようにしよう。