メディアが恐怖を作るので僕たちは動くのを怖く感じてしまう
最近、恐怖について考えてみた。
人と違うことをするとき、特に日本では強い勇気が必要になる。
身近なところで挙げてみると、
大学をやめるとき 起業をするとき 会社を辞めるとき ニートになるとき
このようなことが起こるとなると、人は恐怖を感じると思う。
生活出来るお金が無くなってしまうのではないかや、これから本当に生きていかれるのかどうかなど。
でも、僕の周りには大学を辞めても自分で起業して楽しそうにしている人は何人もいるし、会社を辞めても自分で起業してお金を稼いでいる人もいる。そして、ニートでもお金を貰える方法を見つけ出し、毎日自然の中で楽しく生活している人もいる。
あれ、これはおかしくないかな。
僕たちは上記のことを恐怖に感じていたはずなのに、それをやっている人たちは少なくとも周りのサラリーマンよりは全然楽しそうだし、お金にもそんなに困っていない。
なぜ上のような人たちがいるのに僕らは勝手にそれらを怖く感じてしまうのだろうか。
それはマスコミの影響が大きい。
思い返すと、会社を辞めたりニートの話などはだいたいがメディアの情報である。
ある日、テレビをつけたらニートの現実みたいな番組をやっていたり、雑誌を開けば離職率が増えていて今の若者は大丈夫なのかという記事があふれていたり。
基本、メディアの発する情報はネガティブなことが多い。それは日々のニュースを見ても明らかだろう。
ここで考えたいのが、なぜメディアはネガティブな見ている方が怖がるようなことを発信するのだろうか。
それはそのような情報を発信することで、情報を入手しなければならないという焦りを与えるためではないだろうか。
例えばニートの現実という番組を見たとしよう。見た人はニートはこんなに大変なんだ、自分はニートにならないようにしようと判断する。そして、今度は会社を辞めた人のネガティブな話を見たとする。すると、情報をもっと集めないと自分の周りには危険が潜んでいると考え出し、もっともっと情報を集める。
これによってメディアは需要が生まれる。
こんな流れである。
もしかしたら少し考えすぎかもしれないが、自分たちが恐怖を感じることは実際に本当にそんなに怖いことなのか?という疑問を持つことは絶対に重要だ。
それは世間が作り出していて現実は違うのではないか?なんで自分はそれに恐怖を感じるのか?など深く掘っていき、そこから判断を下していくことが重要だ。
自分の目で見て、自分で考えろ。