この日本をどうすればよいか
今の僕たちは恵まれている。
まず食べることに困ることがない。
今の日本人で餓死する人は日本人の数%にすぎないだろう。
そして職種も自分たちで選ぶことができる。
誰かから強制されるようなこともほとんどなくなった。
昔では考えれられないことである。
それくらい僕たちは幸せであり、恵まれた環境にいる。
でもこの環境にいれるのはこの環境を作ってきてくれた人がいるからだ。
過去の人の大きな犠牲があり今、僕たちはこのように生きていられる。
だからこそ、僕たちはそれに感謝しなければならないし、僕たちは次の世代がさらにより良くなるように行動しなければならない。
それを肝に銘じた上で、今の日本の世の中の問題を語っていく。
今の日本の問題は様々だが今回は働き方について問いたい。
今の形態として上の人間はどんどん金持ちになり、下の人間はどんどん奴隷化されているように感じられる。
一旦、企業に入ったらそこで生きていける仕事を学ぶことはできる。
しかし、これは逆に言えばそこ以外で生きていけないことを意味する。
このような状況が生まれてしまうとどうなるか。
人を絶対服従できるようになる。
なぜなら出たくないという思いが強くなってしまい、上の人間に媚びるようになってしまう。これは上に取っては非常に楽なのだが果たして本当にそれでいいのだろうか。
そして働かされて働かされて会社がまずくなったらその場で切られる。
そして、その後は生きていくのが非常に難しくなる。
正直、少し誇張気味かもしれないが、日本の労働の実態はこうだろう。
確かに僕たちは毎日ご飯を食べることができる。
住むところもある。少しの贅沢もできる。
だけど果たしてそれで本当に幸せなのだろうか。
もしこれが幸せなら年に3万人の自殺者は出ない。
幸せになることが出来る環境なのに、それを敢えて拒んでいる。
僕には日本人がその様に見えてしまうのである。
ではどうすればよいのか。
まずはこの労働環境のシステムである。
正直、今の日本ではこの奴隷のように働かせるのにあまり疑問を持っている人が少ないように見える。
このシステムを根本的に変えなければならないのだが、一番手っ取り早いのが日本のトップを変えること。政治が変われば国は変わる。
しかし、戦国時代ならともかく今の世界で革命は非常に難しい。
暴力は法律で禁止されているからだ。そしてあまりにもリスクが大きい。
実際、今の日本は経済社会ではまだ上の方にいるからだ。
これを崩さないように革命を起こすのは非常に難しい。
なぜ、このような労働環境になっているかというと、自立出来る人が圧倒的に少ないからである。そして、企業に入って働くのが正しいような文化、教育が原因である。
だったら、自立できる人間を増やせば良い。
その数が増えれば増えるほど世間の正解は変わっていく。
ぼくの使命は自立できる人をひとりでも多く増やし、国の文化を変えること。
それが出来れば、少子化にも大きな解決が見込めると思う。