なぜ日本はこうなった
今の日本はなぜこうなってしまったのだろう。
なぜこんなにも豊かなのにこんなにも不幸せそうなのだろう。
理由はいくつもいくつもあると思う。
一つは思考停止。
言われたことをやっていれば生きていける社会になった。だからこそ思考を停止させてまあいいやという妥協が溢れる社会になった。実際妥協して生きていけるのが今の世の中である。
しかし、大事なことはそのような時代はもう終わるのである。これからはITの時代。まず機械によって多くの仕事がなくなる。次に圧倒的な少子化。これにより労働力が圧倒的に足りなくなる。そうすると移民を受け入れるようになる。ここで移民を受け入れないようだったら日本は終わる。
移民が入ってくるとどうなるのか。仕事の奪い合いである。ここで自分が社長の場合、どっちを取るか考えてみよう。ひたすらハングリーな外国人か、特に目標もなにも持っていない妥協になれた日本人か。
答えは紛れもなく移民である。
だからこそ、移民が身につけられないスキルを徹底的に磨かなければならない。
なぜアメリカはあんなにも自由に見えるのだろうか。
なぜ日本はこんなにも変化を怖がるのだろうか。
まずは日本のトップに原因があると思う。
下はそのトップの色に染まるという所があると思う。
会社と同じである。結局その会社はその社長の色になる。
政治がまずじじいしかいないことは大問題。
世間では定年のやつが政治やってるんだからそれはおかしくなるのは当たり前。
そして保身が強すぎる。
その姿勢が今の日本を作ったと言える。
もう一つは移民の影響が大きいと思う。
日本は日本人しかいないから変なことを皆が当たり前のようにやっているからそれを変だと思わない。
しかし、アメリカは違う。世界中の人間がアメリカに集まってくる。
それはつまり自分たちを常に客観的に見ることができる。
それうらやましいなあ。
だからアメリカの話を聞くといつもストレートに話が入ってきていいなあと純粋におもう。
ここで一度昭和時代を考えてみよう。
あの頃は日本も活気に溢れていた。
皆がいい顔して皆が助け合い、頑張っていた。
なぜあの頃はああだったのか。
それは皆貧乏だったから。
貧乏だったから一日でも早く金持ちになりたい、家族を楽にさせてあげたい、そのような思いが強かったからこそあんなに活気があったのではないだろうか。
じゃあ実際に金持ちになりました。
今の日本を見てみよう。幸せそうじゃないねー笑
簡単にいうと、昭和の日本は安全の欲求が満たされていなかった。
だからこそそこを目指して皆頑張ったが、いざ安全の欲求が手に入ったら今度は承認欲求が欲しくなった。
そこで、人から認められることを第一に置くようになった。
しかし、これが非常に厄介であった。
まず自分ではなく中心が人だから自己実現にいけないのである。
承認、承認になってしまう。
そうするとどうなるか。皆が嘘をつき、周りから見ると幸せそうに見えるかもしれないが本人は全く幸せではない。それがずっと続くと精神が死ぬ。でも肉体的に死ぬわけにはいかないからそれでも生きていく。つまり死んだような人間が増えていく。
今日本は壁にぶち当たっているのかもしれない。ここの承認欲求の壁を乗り換えることができれば自己実現の世界に行くことができる。
だからアメリカはこの自己実現の社会なのである。非常に理想的な社会だ。
なぜならここにくればそれ以上の欲求はなくなるからである。
本当の幸せが手に入る。
また、これによりなぜ日本は出る杭が叩かれるのかもよく理解できる。
それは日本人があまりにも自己実現をしている人が少なすぎるから。
この出る杭というのは自己実現をしている人だと思う。
自分も自己実現したい。羨ましい。
そして誰かがそいつのことをたたき出す。
すると、皆がこぞって一気にそいつを叩く。
簡単にいうとこうだと思う。
アメリカは自己実現をしている人が多いからこそ出る杭がでても
いいぞもっと頑張れ
となるのだとおもう。
問題は承認欲求である。
俺はこの承認欲求を抜け出す方法を考えたい。
そして、この日本を自己実現だらけの人間にしてみせる。