知識創造プロセス
知識にはプロセスがあることは知っているだろうか。
知識を知っても自分のものにできない。物事を知っていてもすぐに忘れてしまう。
それは知識の使い方を知らないからである。
今日はそんな知識の創造プロセスを紹介したい。
共同→表出→連結→内面
これが知識創造プロセスである。
まずは共同。
これは「経験」を意味する。まずは知るだけでは意味がない。自分もそれをやってみなければ自分のものにできない。
次は表出。
これはアウトプットである。経験をしただけでは暗黙知(人の勘や経験など目に見えにくいもの)でなんとなくのモヤモヤの感覚的なもので終わってしまう。このアウトプットの目的は暗黙知を形式知(データなど数値化した目にみえやすいもの)にすることである。これにより感覚的なものをハッキリさせる。
次は連結。
これは外部の知識を取り入れることである。実際に経験してみてそれを形式知にして学びは色々あると思うが、それは主観的な思想である。その学びを客観的に見るためにも外からの知識を取り入れてみる。それによって、多くの新たな発見が生まれるであろう。そこからまた多くのものを盗みながら学んでいく。
最後に内面。
これは外から学んだことを自分のものとして落とし込むことである。外から学んだことをそのまま使おうと思ってもなかなかうまくいかないことが多い。それはその人に合った方法であって自分には合わないことが多いからである。その学んだことを自分なりに工夫して自分のやり方に落とし込まなければいけない。これができると大きな自分のモチベーションとなる。
これが知識創造プロセスである。